♪ありがとう♪

目    次

はじめに
第1章 Loop理論とは
第2章 自分を知り、相手を活かす

♪ありがとう♪
『意識』
『素立てる』
自己免疫力を高めるために・・・

(このページは印刷できません。冊子のご購入はLoop研究所へお問い合わせください。)

Loop研究所

はじめに

 兼ねてより、Loop通信♪ありがとう♪を本に出来たらいいなぁ・・・と思っていました。それが、思いがけなく実現しました。監修にあたってくれた、Loop研究所かまくら支部の洋子先生に心より♪ありがとう♪を申し上げます。
 Loop研究所を立ち上げて、7年間、少しでも沢山の方々に、健康で明るく活き活きと愉しく生きていただきたいという思いで、普及と啓蒙活動をしてまいりました。 お一人おひとりに、この思いを伝えたいということから『Loop』と名づけました。
 小冊子「♪ありがとう♪」を通して、みなさまの心の「気づき」のお手伝いができれば幸いです。

Loop研究所  山本 栄

Loopとは、想いの伝承です。
言い換えれば『口伝』です。一番、むづかしい手法です。
だから、想いが大切なのです。
「法」を説く側も試されているし、説かれる側も試されています。
「しあわせ」とはの基本で、志あわせ。
志したとき師と呼べる人との出会いがあるか。全て基本です。

『気づき』は自分の中にあります。それを『悟り』とも言います。
自分が何をやるべきなのか、その方法も自分は持っているのですね。
自分は、宝の宝庫なのですね。その自分を活かすのも活かさぬも自分です。

簡単のようで奥が深いLoop理論です。
深く学べる人も限られています。と言うより、選ばれているような気がします。
それは、私が選ぶのではなく神の領域なんでしょう。

人間行動科学を分かりやすく学ぶきっかけがLoop理論なのです。
本来は難しいことではなく、簡単なことのはずなのに・・・。
経験、知識等で素直に「そうなんだ」と思えないでいる。
ぜ〜んぶ自分がしているのです。

それが、生き方で宿命とならば、思いようで生き方が変えられる。
となれば、宿命も変えられる。それも運命です。

第1章  Loop理論とは

人間行動科学Loop理論
心と身体の健康をあなたに 〜for your good health in your mind〜

人間行動科学を学ぶにあたって

21世紀はメディアのめざましい発達により、私たちの周りにはたくさんの情報が氾濫することになりました。いわゆる「情報化社会」の到来です。情報化社会では発信される情報量が増え、それについて情報の受け手である私たちの価値観が多様化し、「自分以外の人が考えていることがよく理解できない」といった現象が生まれてきています。親子に代表される身近な人間関係でさえ、お互いのことがよく理解できなくなっています。携帯電話やパソコンの普及率の急速な上昇からもわかるように、通信手段が増加し、コミュニケーションをとらなければならない機会が増え、「ミスコミュニケーション」も増加しているのではないでしょうか。

「相手の考えていることがわからない」「自分のことをもっと理解してほしい」など、ストレスがたまる要素が増え、そのことが原因で「心の病が社会問題化」しているように、現代ほど「コミュニケーション能力の向上」が求められている時代はありません。

Loopでは、人間行動科学の幅広い学習のなかで、心と身体の健康を得るために特に必要な勉強として、意識(呼吸法・気功を取り入れたメンタルトレーニング)とコミュニケーション能力の向上(ベクトル3分類)の必要性と方向性について学びます。

私たちは常に誰かと「コミュニケーション」をとりながら生活していますが、相手と価値観や行動パターンが違ったときにどのように思ってきたのでしょう。「自分と違ってよく理解できない」という感情が一般的ですが、「コミュニケーションギャップ」を埋めるヒントがここにあります。自分の価値観や行動パターンと比べて、相手の価値観と行動パターンは、どこが同じで(共通点)どこがどのように違うのか(相違点)を明確にすることができれば、相手が考え、行動していることの意味がよくわかるようになります。

人間行動科学Loop理論

世界最大級の統計学を基に、「コミュニケーションメカニズム」を解析し、「ベクトル3分類」と「フラワー12タイプ」に分類することで、誰でも簡単に個性分析できる勉強です。

まずは、自分を知ること(認知)からはじまり、どのように生きていけば活き活きと愉しく生きてゆけるかを考えること(行動変容)ができるようになります。

違ってあたりまえ、分からなくてあたりまえ

個性を知ることで、自分を活かし、相手を活かすことができるようになるのが、 人間行動科学Loop理論です。

入門編で学ぶこと

コミュニケーションメカニズム」を解析した「フラワー12タイプ」の基本理論である「ベクトル3分類」を学びます。自分自身がどのグループに属するか、基本的な考え方、価値観が理解できると自分自身のベクトル(方向性)がわかるようになります。それと同時に相手のことも理解できるようになります。その結果、お互いのストレスが軽減でき、「コミュニケーションギャップ」を埋めることができるのです。「ベクトル3分類」を学ぶことで、自分と相手のすべてがわかるわけではありません。個性教育の大切さと可能性を感じてもらいたいと思います。

カウンセリング、グループカウンセリングの手法を取り入れ、ロールプレイ、フィードバック、シェアリングしながら学習を進めてゆきます。

応用編で学ぶこと

入門編より奥の深い「意識」の勉強からスタートします。呼吸法、気功を取り入れたメンタルトレーニングを行ってゆきます。「フラワー12タイプ」を学ぶことで、自分の気持ちを伝えるために、自分の伝えたい方法ではなく、相手が理解しやすい方法で伝えることを学びます。

自己分析や仲間の分析を通してエンパワーメントされ、大きく自己成長できる機会となります。

カウンセリング

直感、ひらめき、連想といった右脳を活性化させることで、思考ではなく、クライエントの言動の奥に隠れている本来の自分自身の感情、気持ちに、いち早く気づき、問題解決や自己成長の支援を行います。

クライエントの言語的表現と非言語的表現を鋭い洞察力で観てゆきます。教育カウンセリングでは、非言語的表現が言語的表現になるようにカウンセラーが気持ちを言語化し、クライエントの心にヒットした時の言葉を認知させ、自己表現力を身につけさせてゆきます。

今、現在おきている問題は、すべてにおいて「因果関係」があります。起きていることには必ず意味があります。「今、どうしてこうなっているんだろうね」ということからの気づきが重要です。「よくなりたい」「よくしたい」「らくになりたい」というクライエントの強い気持ちが大切です。

ストレスには、良性ストレスと悪性ストレスがあり、思い通りにいかないこと、見通しがないことに対して、精神症状が生じ、身体症状、行動症状として現れます。心と身体は連動しているのです。

物事の捉え方を「どうして?」と考えるところで、Loop理論を活用すると明らかにクライエント自身の気づきが深まってゆきます。

Loop理論は認知行動療法のひとつです。

ヒーリング

私たちは本当のリラクゼーションを得られたときに、本来持っている能力を最大限発揮することができます。それは脳がアルファー波の状態となり、潜在意識を刺激して目覚めさせるからと言われています。ヒーリングによって、このアルファー波の状態を体験していただき、その状態を自らコントロールできるように導いてゆきます。自分自身の自然治癒力(自己免疫機能)を最大限に高め、回数を重ねるごとに潜在意識での対感知が高まり、非常に広い範囲、高いレベルでの セルフコントロールが可能となります。

整体気功

身体のバランスを調整します。(1)足の長さ (2)足の重さ (3)首の稼動 (4)肩の重さの順に調整します。その後、仙骨から気を流してゆきます。痛みを伴わず、メンタルトレーニングと併せてすすめてゆくことで、 効果があります。


ベクトル3分類(個性3分類):自己実現へ向かって優先する方向性

桜グループ
皆と仲良く、人格者を目指すために頑張る
人と競争やけんかをせずに共に生きたい(共生)
松グループ
一国一城の主、自分の世界を築くために頑張る
周りに左右されないために人生に勝利したい(競争)
梅グループ
どんなに疲れていても、ひとたび人前にでると、
いつも元気で光り輝く成功者になるために頑張る
(自由奔放)

フラワー12タイプ

スイレン(梅)  : 束縛を嫌い、直感を大事に自由奔放さと安心感を求める
ピーンときたらすぐ動く行動派
頭の切り替えがはやい
アザミ(松)   : 人真似せず、じっくり考え、独創性・独自性・オンリーワンを目指す
人の目や意見を気にしない
アイディアを出すのが得意
バラ(桜)    : 常に自然体で、さらに良くする修正力と責任感を持っている
初対面では警戒が強い
安心できる環境を作りたい
サルビア(松)  : 人の役に立つために、テキパキと行動する短期決戦型
目の前のことに全力投球する
ギブアンドテイクの駆け引きが巧い
ヒマワリ(梅)  : 好奇心旺盛、あらゆる可能性にチャレンジする頑張りや
チャレンジ精神旺盛  速攻に強いが思わぬ障害に弱い
キク(桜)    : 新鮮な感覚を大切に、話し合いでスマートに周りをリードしたい
スマートに周りをリードしたい
話し合いによりコンセンサスをとる
カトレア(梅)  : 礼儀礼節を重んじ、弱音を吐かずに完璧さを追求する
何でも完全にやらないと気が済まない
絶対弱音を吐かない
ユリ (松)   : どんな人にも平等で誠意を尽くし、バランス感覚に優れた人で、なせばなる精神性をもつ
バランス感覚に優れている
自分の思い込みで周りを推し量る
チューリップ(桜): 実績と経験を大切に、粘り強く存在感ある自分を目指す
自分の存在を明確にしておきたい
実績・経験を重視
アジサイ(松)  : 自分で確かめながら、堅実に夢を実現する長期決戦型で思慮深い
夢とロマンの理想主義者
堅実かつ実質的な路線を貫く
ツバキ(梅)   : プロ意識と資格を大切に、瞬発力に優れ、人知れず努力する
やりたいことは今すぐ、やる行動
不安な気持ちがエネルギー
キキョウ(桜)  : 人類みな兄弟!仲間意識を大切に、情報と人脈を財産とする社交派る
人間大好きネットワーカー
仲間意識が強く、助け合い精神旺盛

第2章  自分を知り、相手を活かす

♪ありがとう♪

Loop研究所では♪ありがとう♪の言葉を“自分自身に言う”こととしています。人間の身体は70%〜80%が「水」だと言われています。「愛と感謝」に含まれる人の意識として、水の結晶写真を見ると、実に美しいです。世界で初めて、水の結晶写真を撮ることに成功した、江本勝さんという方がいます。江本氏は長年の波動の研究から、病気の最初の原因は、素粒子レベルでの振動(波動)の乱れから始まると述べています。乱れた波動を修正することで、病気は改善に向かうという考えに基づき、波動療法を進めています。

「あい」と「感謝」に含まれる人の意識とは・・・まず、イメージすること。意識はイメージをコントロールします。そして「気」をコントロールし、その「気」が身体をコントロールします。これが“エネルギーサイクル”です。Loop研究所では、ヒーリング、カウンセリングの中で、必ずこのことを伝えています。

自分が自分自身に思いをこめて♪ありがとう♪と言ってみてください。お題目のように唱えていくうちに、本当に♪ありがたいなぁ♪という気持ちになってきます。

これを続けていくことで、免疫力があがり、自然治癒力があがります。やがては、身体に「気の流れ」と「血液の流れ」を感じられるようになります。ぜひ、実践してみて下さい。

水は、すべての情報を記憶すると言われています。江本勝氏の著書「水からの伝言」を読んでいただけたら、きっと自分自身に♪ありがとう♪という意味が、お分かりいただけると思います。(胎教は、このような考え方から、お母さんから胎児に情報を伝達するのですね)

心の底から♪ありがとう♪と思って、自分自身に言ってください。ご自身の身体の変化が感じられるようになり、このことから、自分自身を大切にすることを学ぶことができます。

(Loop通信♪ありがとう♪第2号・3号より)

「〜ありがとう♪ 〜あいしてるよ♪ 〜ほんとうにありがとう♪」
真剣に自分に向き合って下さい。自分を認めあいすることで、もっとらくになります。

「自分に♪ありがとう♪」深ぁ〜い意味を持っています。
この私自身もその葛藤でした。苦しく切なく、能力に目覚めた事をどれほど恨んだことか・・・感じる自分を超越していかなければならない苦しさは測りしれなかったです。人知れず泣き叫び頭をかきむしったこともありました。

それぞれの道を歩むまでには、それぞれに必要な時間があります。これでいいと終わることなどはないのかもしれないですね。生き方は人間関係です。誰と関わるかだと思います。それが、その人の運命でもあります。

自信がなくなり不安になるとき・・・・
自分に♪ありがとう♪が心底、言えてないのでは・・・
誰にというより、人はどうあれの、自己信頼欲求・・・自分を認め、愛し、信じ、大事に・・・やっぱりこの気持ちを満たす早道は、自分に♪ありがとう♪だね。
ありがたいなぁと思えるまで念仏のように唱えてごらん・・・

『意識』

日本は「気」の文化。西洋は「身体」の文化とも言われています。21世紀は物質を中心とした西洋文化から精神「心」を中心とした東洋文化へ大きく変わりつつあります。「気」とは・・・生命エネルギーの元・・・「元気」の語源です。「気」を病むと「病気」になります。最も大切なものです。
(Loop通信♪ありがとう♪第5号より)

物事には必ず、因と果があります。起きている現象には意味があります。私たちはその理由(因)に意識を向ける必要性があります。「意識」とは自分の心です。全ての原因は自分の心の中にあります。果に基づき、因を観る心が養われることによって「気づき」を得られます。得た「気づき」を実践することを、試されているように思えます。人間行動科学のLoop理論「しあわせとは」で勉強する最初の勉強は「試あわせ」です。

「意識すること」ということはイメージすることです。つまり、想うということです。「意識」には、顕在意識と潜在意識があります。顕在意識は左脳です。その左脳の働きは、考えることを司って理性をコントロールします。潜在意識は右脳です。その右脳の働きは、感じることを司って感情をコントロールします。 その理性と感情の差がストレスの原因になります。

 顕在意識と潜在意識を合わせて100%としたら、どのくらいの比率になると思いますか。実は、顕在意識は3%、潜在意識は97%です。その3%の顕在意識が97%の潜在意識を100%コントロールするのです。

潜在意識と顕在意識・・・簡単に言うと、自然にやっていることが、潜在意識。条件付けでやっていることが、顕在意識です。思い通りにならない事から、ストレスを感じます。思い通りの「想い」が、潜在意識です。その「想い」をその通りに出来なくしていることが、顕在意識です。

思い通りにならないと言っている「想い」は、本当の自分自身の「想い」なのか。つまり、「想い」とは、『信念』です。『信念の力』というものは、とっても大きなものです。『信念の力』を自分自身が持ったとき、今までの自分でない自分に気づきます。自分自身に確信を得られ、自己実現に向けて、自分自身の中にイメージがわき、実現する可能性が大きくなります。まさに、これが、潜在意識です。私は、カウンセリングの中で「想い」の確認作業をしてもらいます。この作業はとっても重要なことです。ここに、気づきがあり、自己成長をみられるからです。

21世紀は人の意識により社会現象が起こり、すべてが調和の方向に移行していくと言われています。「目に見えない力を発揮する時です」昔から、「名医」という人は、患者を一見しただけで正しい診察を下すことが出来ました。

昔の診察方法には、五段階あると言われています。普段、私たちがお世話になっている方法は、実は、四番目の問診、五番目の検診なのです。決して悪いものとは言い切れません。むしろ、科学技術の進歩によって診断レベルは飛躍的に向上して来ました。しかし、逆に、技術に頼っていくと人間が本来持っている目に見えないものを感知する能力は、次第に衰えていってしまいます。世の中に、病気を治せる人はいない。治すのは自分自身です。治すんだという強い意識(信念)を持つと、自然治癒力、免疫力がものすごい勢いで高まっていきます。どんな事柄にでも応用できます。
(Loop通信♪ありがとう♪第4・6・7号より)

人の意識の目覚めは大げさに言うと、世界までも変えてしまう力があります。
人間は、その素晴らしい意識を持ち合わせているのに・・・のに・・・活かせない ・・・活かしきれない・・・

個人を含めて、世の中全体が目に見えている事柄で物事を判断し、対応している。
本来、やるべきことは、自分自身の意識に目を向けなければならないのに・・・のに・・・全ての問題の源は自分なのに・・・のに・・・

頭で理解することほど、簡単なことはないのです。たった3%の顕在意識で理解ができるのですからね。しかし、残りの97%の潜在意識は全く使われていないのです。では、どうして理解に時間がかかるか・・・たった3%の顕在意識が100%、97%の潜在意識をコントロールしてしまうからです。 その理由は、「ああでもない」「こうでもない」「〜でも」「〜けど」と言う「我」です。

認知しなければ行動に移せません。
人それぞれ、想いの中で生きています。ゆえに、顕在意識と潜在意識のギャップによってストレスを感じ、苦しむのです。素直に「ああ・・・そうなんだ・・・」と思え、認識出来たら最短距離で答えをつかめるのにです。そう出来ないのが『我』われなのです。

『素立てる』

『試あわせ』とは、実践を試されているのです。

自分の想いを達成していくのには、時間がかかります。
一人ではとうてい成し遂げられないからです。全て人間関係です。
相手の素質を見抜いて、立ててあげながらの関わりは常に相手軸です。
しかし、そこで忘れてはならないことは、自分の想い、信念です。

答えは自分自身の中にある。
その答えを促し、待つ姿勢が相手を活かし、『素立てる』ことだと思います。

『法』とは、あたりまえのプロセスです。
今の世の中、そのあたりまえのことが、まかり通らなくなってきています。
許すと言うことの意味も分からず許してしまっていることの現状も『法』の乱れからです。 嘆かわしいです。

相手が学べるか否かは相手の問題です。学ばそうと想うと、相手の想いではなく、自分の想いになってしまいます。投球を考えながら、投げる事が大切ですね。しかも、投球の種類もね。

「ほっとけ・・・ほっとけ・・・相手の問題だぁ〜・・・」と・・・自分自身の相手への依存をとる。認知行動変容をどのようにしていくかは相手の問題、それが、その人の生き方だから・・・明らかにそうであると・・・あきらめる・・・しかない・・・です。それが、期待しないことです。

相手に関わるときの『時とタイミング』を、くれぐれも相手の『時とタイミング』に合わせることが大切です。
結果的に、そのタイミングが、自分の『時とタイミング』です。

わきまえる
カウンセリングの中で、自分の気持ちをわきに置くとあります。わきに置くことで相手のソウルに、いち早く近づけるからです。相手の気持ちを活かすことですね。活かすことで、わきに置いていた自分の気持ちがあとづけで相手のソウルに響く。押し付けにならないのですね。

相手がどうしたいのか・・・その深層心理にいち早く気づき・・・というより、カウンセラーは、相手の深層心理にいち早く行き、そこで、待っていてあげるということでしょうね。

歩き方、転び方、起き方、走り方、などは自ら学んでいくことで自信になるわけです。
ただ、その方法をお手伝いすることが私たちの役割だと思いますね。

「相手を活かす」とは、相手に対して常に感謝の気持ちがあり、何をしたら喜ぶのか、いつも考えられるかということです。相手を活かすことで、その周りの人たちが活かされます。相手を認めること、ほめることが「相手を素立てる」ことにつながり、 「情報」とは、相手の情に報いることです。

自己免疫力を高めるために・・・
『癒し』

相手の自然治癒力と免疫力を最大限に引き出すことが『癒し』です。
そして、長年にわたって肉体的、精神的苦痛を解消することでもあります。
あるけれど、自身のSQ(魂のレベル)で、どこまで関われるかが決まります。

癒す・・・(ヒーリング)衰えたエネルギーを回復向上させること・・・いかに持っている自己免疫力を高めるか・・・としての一つの方法です。

免疫力、自然治癒力は、もともと誰もが持っているものです。しかし、十分に発揮出来なくて苦しんでいる人たちが沢山います。

セルフコントロールが出来るようになるということは、勿論、科学的に言うと理由はありますが、一言で言うと、あるがままの自分の存在を認識できたときです。
そうなった時、想ったことは想うとおりになります。

水の飲み方

朝起きたらまず背伸び、そして一杯の水を飲む。自分に♪〜ありがとう♪と言って。
30秒後に血液に入ります。1分後に脳や生殖器に入ります。10分後に肌細胞に入ります。20分後に肝心要の心臓、肝臓、腎臓に入ります。全ての指令は脳です。血液は気で流しています。なので、一番大切なものは気です。気は波動です。ここまで言ったら何を言いたいのか、もう分かりますよね。 気の元、反対から読むと「元気」、気の病と書いて「病気」です。

身体の冷えは水不足です。成人女子で身体の55%が水だと言われています。不足するから体温が下がるのです。55%の水を常に身体の中に蓄えるには、こまめに水を飲むことが大切です。湯たんぽをイメージしてみて下さい。

腹式呼吸

まず、丹田に軽く手を置いて、口をすぼめて「フー」っと、吐くことから始めます。口は、「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ」の「フ」で「フー」と、細く長く吐きます。意識しないと、絶対と言っていいほど、吸ってから吐いてしまいます。

身体の中の活性酸素を、身体の外に出します。すると、自然によい酸素を吸うことが出来るのです。吐ききったところで、鼻から息を吸い込みます。大きく吸って、一旦、呼吸を止め、大丈夫だと思ったら、口をすぼめて「フー」っと、吐きます。腹式呼吸を繰り返すことによって、リラックスすることができます。

想いを吐く時は、何も考えず想わず、ただただ、ひたすら「吐く」のです。
意識することは、イメージをコントロールすること。
イメージをコントロールすることは、気をコントロールすること。
気をコントロールすることは、身体をコントロールすること。

イメージトレーニング

コップを持った理由

1.持てといわれた(命令)
2.持とうと思った(自分の意思)
3.無意識(潜在意識)

3番が一番大事なことです。

経験したことは潜在意識の中に必ずインプットされています。

難しいと想えば難しい。そのようにイメージしている訳ですから。

♪ありがとう♪

平成21年4月10日発行


著      者 / Loop研究所  山本  栄

〒408-0034 山梨県北杜市長坂町大八田6045