子どもが呼んでいるのに、いま手が離せない。そういう日は、どなたにもあります。
ラジオ第35回で、山本栄が「子どもに向き合う時とタイミング」についてお話ししています。
朝の散歩の途中、まだ暗い家に灯りがついている。お母さんが、お子さんのお弁当を作っておられるのだろう——そんなところから始まる回です。
「ねえ、お母さん」
お子さんがそう言ってきたとき。
何を置いても、なあにと答えて向き合うことです。
「あとでね」と言ってしまうことは、あります。手が離せないときも、気持ちに余裕がないときもあります。
ただ、お子さんがその言葉を言ったのは、その一回きりです。同じ気持ちで、同じことを言う日は、もう来ません。
呼ばれたときに「なあに」と返す。それだけで、お子さんは満ちるのだそうです。
引き下がったとき
「もういい」「ああ、そうか」——お子さんがそう言って引き下がることもあります。
そのとき、言いたかった気持ちは行き場をなくして残ることがある、とお話しされています。
これは、責めるお話ではありません。
一回のことではなく、重なったときに効いてくるという話です。そして、気づいたところから返していけるものでもあります。
この回で話していること
- 「ねえお母さん」と呼ばれたときに、手を止めること
- 満ちなかった気持ちが、あとに残ること
- 後半では、ニュージーランドに伝わる詩を紹介しています。散らかった一日が、お子さんと過ごした時間として読み直される詩です
[ この回を聴く・読む ] https://listen.style/p/loop/zbd0bqf5
FM八ヶ岳「メンタルヘルスケア・心と身体の健康をあなたに」第35回(2022年11月26日放送) ※ 文字起こしでも読めます。
このテーマをもっと読む
▸ 家族とのあいだ
このことで話してみたい
▸ お話をうかがいます